トグルスイッチを交換する
ダグ・アルドリッチや古くはヴァンヘイレンの様にスイッチングを多用すると、トグルスイッチは壊れてしまうかも知れません・・そうしたらこの様に交換して下さい。

peg1

peg2

peg3

peg4

peg5

HMV ONLINE


ギターメンテナンス
日々のちょっとしたメンテナンスやとても大切な調整について公開してみます。

※概ね独学ですので参考にして頂ければ幸いです。



メンテナンスを行う場合において、難易度の高い事柄も含まれる場合もありますので、その際は自己責任で行うか知識豊富な第三者の方か楽器に携わる専門の方に相談して下さい。

スイッチ交換 ペグ(弦巻)交換
企画中 企画中
企画中 企画中

  壊れてしまったトグルスイッチを交換します。

■@今回はトグルスイッチの接合部分が外れてしまい、リアのハンバッキングピックアップしか鳴らない状態で使ってましたが、トグルスイッチを交換してライブでも使おうと思って修理に着手しました。

トグルスイッチは場合に寄ってはキツクしまっていたりするので、専用の工具が合った方がギター本体を傷つける事無く修理が行えるので本来はあった方が良いと思います。

今回はねじ山が合って無い状態で締め付けたと思われ・・トグルスイッチ専用のプラスチック製のレンチで回しても取り外す事は出来ず、プラスチック製のレンチが破損してしまい、後から鉄製のレンチを購入しましたが、今回は間に合わず、締め付けて破壊する方法で取り外しました。
画像の左が新しく購入したトグルスイッチで、接合部分が外れてるのが古いスイッチです。


■Aギター本体の裏側のネジを外します。

レスポールタイプのギターであればここのネジを緩めて蓋を開けるとトグルスイッチが取り付けてある部分の確認が出来ます。

フロントとリアのピックアップの音の調子が悪かったり、鳴らなかったりした場合は、ここを開けて外れてる配線が無いか?確認して見ては如何でしょうか?勿論交換の場合もここを開ける事になる訳です。
開けてハンダを溶かしたら表のトグルスイッチを回して表部分を取り外します。






■Bハンダゴテでハンダを溶かしてスイッチを外します。

あれ?なんだっけ?と後から困らない様に、ハンダを溶かす前に必ず行う作業として、どの線がどの部分に付いていたのか?解る様にメモを取るとかデジカメで撮影する事を私は推奨しますし雑にやるくらいなら、自分で交換せず楽器屋さんに任せましょう!
再度書きますが、ハンダを溶かして配線を外してから表の部分を回して取り外して下さい。

またハンダゴテは熱を発しますので、火傷や火災の注意も必要ですので、燃え易い物等の可燃物や揮発性の可燃物の傍では絶対に使わないで下さい。








■Cハンダにもグレードがありますのでオーディオ用の物を使いましょう

画像は取り付け完了の画像と、取り外し前の画像とを重ねて表示してますが、誰かいる場合は配線を持ってもらたり手伝ってもらうとスムーズに作業が進みます。

私の場合はペンチなどで挟んでみたり、色々とその時その時で工夫しながら作業をしてます。
おさらいしますが、まずハンダゴテで既存のハンダを溶かして、取り付けてある配線を取り外しトグルスイッチを取り外し、その後に新しいトグルスイッチを配線をハンダで接合して行きますが、その際に配線の長さが短かったりしますので、どの線から先に取り付けるのか?計画を立ててみてください。



■D今回はちょっと残念な事に、スイッチ周りの塗装が剥がれてしまい、レリックな状態になってしまったので、また近い将来に再塗装も計画してますので、その時はまた公開して行こうと思ってますので参考になればと思います。

※今回はステッカーをスイッチ周りに貼り付けて目隠しして処理をしました。



かなり長い文章で説明も行き届かなかったかも知れませんが、ここまで読んで頂きとても感謝しています。

ありがとうございました。